<趣旨>半導体産業で発展した微細加工技術は,現在,バイオの分野でさらなる発展をし始めています。本講演では,ボトムアップ型,あるいはトップダウン型のいずれかの方法を用い,ナノ・バイオデバイスを作製し,応用研究を展開している先生,ならびにナノ・バイオデバイスを用い分析,観測を行っている先生からそれぞれお話を伺い,最新の研究例から,その方向性を探る機会にしたいと考え,2005年度第1回の企画といたしました。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。 |
主 催 |
高分子学会 行事委員会 |
協 賛 |
(予定)日本化学会 |
会 期 |
4月22日(金) 10 : 20~16 : 50 |
会 場 |
東京大学山上会館大会議室(2階)文京区本郷7-3-1 TEL 03-3818-3008) |
交 通 |
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目駅/千代田線・湯島,根津駅/南北線・東大駅前下車 |
プログラム |
<10 : 20~12 : 30> |
開会の挨拶 |
- マイクロ/ナノ流体システムとその化学・バイオへの応用
(早大理工)庄子習一
MEMSおよびナノテクノロジーを用いて微量な流体を制御するシステムの研究が進んでいる。今回はその研究動向と化学およびバイオ分野への応用について述べる。
- 液晶プロジェクタを用いたマスクレス光重合と細胞チップの調製
(東女医大先端生命医科研)大和雅之 市販の液晶プロジェクタを改造し縮小投影系とすることで,高価なマスクを必要とすることなくマイクロパターンを光反応でおこなうことのできるデバイスを作製した。そのバイオメディカル領域への応用を紹介する。
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<13 : 30~16 : 50> |
- 細胞内での複数の素過程の連携のダイナミクス
(東大総合文化研)安田賢二
細胞内での生物化学反応ダイナミクスは各々がネットワークとして連携することで情報を記憶保持できると考えられている。本講演ではこの情報の後天的獲得・保持・伝承機構についてのバイオデバイス計測技術を紹介する。
- マイクロナノファイバーを用いた細胞分離
(旭化成)西村隆雄 マイクロナノファイバーからなる細胞分離材の設計・製造・表面修飾による選択性の付与,医療(輸血療法,血液体外循環治療等)への実用化,周辺技術の研究動向を紹介し,参加者と議論したい。
- SNPs解析を可能とする遺伝子担持ナノ粒子を用いた新しいバイオ計測技術の開発
(理研)前田瑞夫 バイオ素子の材料への固定化は古くて新しい課題である。これに対し,溶存バイオ材料(バイオコンジュゲート)が新たな計測ツールとして注目を集めている。遺伝子診断に関連してその特色を解説する。
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閉会の挨拶 |
参加要領 |
定員100名 2) 参加費 (1)会社21,000円 (2)大学・官公庁10,500円 (3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)年会費制登録団体※1 年会費制を登録されている団体からの参加は何名様でも割引料金となります。 1) 会社16,800円 2) 大学・官公庁8,400円
(※1 詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/2005nenkaihisei.html をご覧ください。) 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付ください。開催約1カ月前より参加証,請求書を送付いたしますので,請求書到着後,4月末日までに必ずご送金ください。 |
申込先 |
高分子学会 05-1ポリマーフロンティア21係 |
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